被災地支援「変わらずに」 宮本JFA会長が金沢で強調
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は7日、金沢ゴーゴーカレースタジアムで北國新聞社のインタビューに応じ、来月で1年を迎える能登半島地震について「これまでと変わらず、石川県や全国のサッカー関係者、企業などと連携して、われわれにできることをやっていきたい」と継続的な支援を約束した。 宮本会長は9月に発生した奥能登豪雨に「言葉が出なかった」という。今年、県サッカー協会と協力して能登でのサッカー教室や物資支援などを実施。11月の天皇杯決勝に能登の子どもたちを招待するなどJFAとして積極的に活動を展開してきた。 今後も多角的に支援を続けたいとし、「自分たちの活動で、日常にない刺激を受けて、少しでも良い状況につながればいい」と語った。 今月末に開幕する全国高校サッカーに初出場する金沢学院大附高について、「初戦が緊張するというのは、たとえJリーグでも変わらない。これまでの努力の時間、練習をよりどころに全力を出してほしい」とエールを送った。