カリアリ指揮官ラニエリが退任発表…サッカー界から引退へ
今季はセリエA残留へ導く
カリアリのクラウディオ・ラニエリ監督は退任し、サッカー界から退くこととなりそうだ。イタリア『スカイ』が伝えた。 ラニエリは昨年カリアリをセリエA昇格に導き、2023-24シーズンはセリエA残留へと導いた。クラブとの契約は2025年まで残していたものの、双方合意の上で契約解除となった。カリアリは以下のように声明を発表している。 「ミスター・ラニエリはカリアリに別れを告げる：2度の在籍期間中、彼は常にチームを本来の目的達成に導いた。過去2度の昇格（セリエCからセリエAへ）とトップリーグ残留の立役者である彼は、この1年半でまた新たな傑作を作り上げた」 「まるでアカデミー賞を受賞した映画を観ているようだ。笑わせると同時に、感動させ、感情を揺さぶる。これは、カリアリ史上最も美しい脚本を書くことができた男への喜びと感謝の涙だ。彼がしたことは、すべてのサポーターの心に消えないだろう」 72歳のラニエリは、2015-16シーズンにレスター・シティが奇跡的な大逆転でプレミアリーグのタイトルを獲得した立役者として知られている。
