キリアン・エンバペ(C)Getty Images

レアル・マドリードは、先に獲得を発表したFWキリアン・エンバペの入団セレモニーは7月16日に行うことを決めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 パリ・サンジェルマンとの契約が切れ、フリーでレアル・マドリードに加入するエンバペ。移籍が発表された段階から、入団セレモニーの日付に注目が集まっていたが、レアル・マドリードおよびエンバペは7月16日に行うことを決定したようだ。 7月16日は、エンバペがフランス代表として優勝を狙うEURO2024の決勝から2日後だ。『マルカ』によれば、エンバペはもしEURO2024で優勝すれば、その翌日（15日）にパリでの祝勝会に参加して、16日午前にマドリード入りする見込みとのこと。一方で優勝を逃した場合には、15日にスペイン首都に到着するとの見解を示している。 レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われるエンバペの入団セレモニーは、2009年にじつに8万5000人を集めたFWクリスティアーノ・ロナウドの入団セレモニーと同規模になることが予想されている。 また16日、レアル・マドリードはエンバペの名前および背番号入りユニフォームを正式に販売開始する模様。気になる背番号について、『マルカ』は次のように記した。 「キリアン・エンバペの背番号はルカ・モドリッチの残留によって9番になる。クロアチア人の退団によって、フランス人がチャンピオンズに6回優勝した同選手の後を継ぐことが予想された。が、モドリッチは少なくともあと1シーズン、マドリードの10番であり続ける」 なおレアル・マドリードは、EURO2024およびコパ・アメリカで準決勝まで進出した所属選手たちについて、疲労を考慮してアメリカツアーには連れて行かない方針だが、今夏の目玉選手であるエンバペについても同じように扱うとのこと。同クラブは準決勝までで進出した選手たちを、UEFAスーパーカップの1週間前にチームに合流させる考えだ。