盗品を売却する井上被告　提供：大阪府警

レンタルスペースから備品のゲーム機などを繰り返し盗んでいたとして、男ら2人が起訴されていたことが分かりました。 窃盗や建造物侵入の罪で起訴されたのは、住所不定の無職・井上快斗被告（24）と住所不定で建設作業員の松本海星被告（27）です。

逃走する被告　提供：大阪府警

2人は、ことし3月から4月にかけて、大阪市内のレンタルスペースで備え付けられていたゲーム機などを盗んだ罪に問われています。 逮捕時の警察の調べに対し、井上被告は「間違いない」と容疑を認める一方、松本被告は、「納得いきません」と否認、その後は黙秘しているということです。

■Nintendo Switchを盗み売りさばく

被害品のNintendo Switch　提供：大阪府警

警察によると、松本被告が他人になりすまし、レンタルスペースの予約や支払いを行い、井上被告が現地に赴いて、備品のゲーム機・Nintendo Switch（ニンテンドースイッチ）やプロジェクターを盗み、その後、2人で売りさばいていたということです。

■「カップル同士で4～5時間予約は怪しい」

被害品のプロジェクター　提供：大阪府警

2人は、あわせて24の施設で犯行を繰り返していたとみられ、レンタルスペースのオーナーの間では、「利用の直前に、カップル同士で、4～5時間の予約をしてくる人物は怪しい」と注意が呼びかけられていたということです。 警察は、8日、20件の窃盗の疑いなどについても追送致しました。