【バレー】最後の夏、殊勲賞は日体大の同級生に。最優秀選手賞 PFU・大村季色「自分の課題をもう一度見つけたい」、敢闘賞 群馬・目黒愛梨「感謝の気持ちを伝えたかった」 V・サマーリーグ東部大会
7月5日から7日まで、とり野菜みそ BLUECATS AREN(石川県かほく市)で開催されたバレーボールのV・サマーリーグ東部大会、最優秀選手賞を受賞したPFUブルーキャッツ石川かほく・大村季色主将、敢闘賞を受賞した群馬グリーンウイングス・目黒愛梨選手のコメントをお届けする。 両選手は日本体育大学の同級生。このサマーリーグを経て、入団2年目となる彼女たちの新シーズンはSVリーグが舞台となる。
■PFUブルーキャッツ石川かほく(大会優勝) 大村季色主将 ――大会主将としての優勝、そして最優秀選手賞の受賞おめでとうございます。 大村:自分が賞をいただけるとは思っていなかったので素直に嬉しいです。 正直なところ、決勝戦での自分のプレーにはあまり納得ができていません。初日のJAぎふリオレーナさん、ブレス浜松さん、日立Asutemoリヴァーレさんとの試合など、大会を通じては攻守で貢献できたのかなと思います。 自分がこの賞をいただけたのは、チームのみんながサポートしてくれたからです。 受賞に満足せず、大会を振り返って、自分の課題をもう一回見つけたいと思っています。 ――来週は中部総合(中部日本6人制 総合男女選手権大会)です。この大会では細沼綾選手が主将を務めますので、今度はそのサポートになりますね。 大村:自分と細沼がチームの中心としてみんなを引っ張っていかなければと思っています。二人ともキャプテンかどうかはあまり関係ないと思っていて、声がけだったり、行動とかプレーでその気持ちを表現していきたいです。 ――4連覇の感想は? 大村:今季は監督も代わりましたし、チームにも変化があって、不安な気持ちもありました。 でも、最後のサマーリーグを地元のかほく市で開催できましたし、石川県の皆さんはもちろん、たくさんのファンの方々の前で勝てたことがとても嬉しかったです。 誰もが連覇できるわけではないですし、この結果はすごく良かったと思います。 ――応援してくれるファンの皆さんに。 大村:SVリーグではホームゲームの数が増えます。たくさんの方に「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」へ足を運んでいただきたいです。 今日の試合で「もう一回バレーボールを見たいな」とか、「バレーって楽しいな」とか、「PFUを応援したいな」とか、そう思ってもらえたらとても嬉しいです。 自分たちも皆様にしっかり楽しんでもらえるような、盛り上げてもらえるようなバレーボールの展開を作っていきたいと思っています。 これからも新生PFUブルーキャッツの応援をよろしくお願いします。