「詐欺被害」報告続くメルカリ、サポート体制を見直す 運営の対応に批判相次ぎ発表
フリマサイト「メルカリ」での不正利用に関する報告がSNSで相次いだことを巡り、運営会社は2024年11月17日、顧客サポートの方針と体制を見直すとXで発表した。同サイトでも同様の文章を掲載している。 【画像】メルカリによる実際の発表 ■「よりサポートも関与して早期解決を目指す」 メルカリは17日、顧客サポートについて多くの意見や問い合わせが寄せられていると報告し、「多くのお客さまにご迷惑、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と謝罪。サポートの方針と体制の見直し・強化が必要だと考えていると説明した。 当事者間で解決が難しいトラブルに対し、「よりサポートも関与して早期解決を目指す」と述べ、不正利用者への対策を強化するとした。さまざまなケースにおける対応方法および補償の範囲・対象について、見直しを進めているという。 メルカリは、「正しくご利用いただいているお客さまが不利益を被ることがないよう、随時対応をアップデートしてまいりますので、しばらくお待ちください」と呼びかけている。 メルカリを巡っては、同サイトでの「詐欺被害」に関する報告がXで相次いだ。メルカリ事務局に問い合わせても、対応してくれなかったという。こうした投稿を受け、真摯な対応がされていない、との声が寄せられていた。