さようなら「リロ」国内飼育唯一の雄ラッコ
九州朝日放送
マリンワールド海の中道は国内で飼育されている唯一のオスのラッコ「リロ」が4日朝、死んだことを発表しました。 「リロ」は2012年、マリンワールドでお披露目され全国からファンが訪れるなど愛されてきました。 昨年12月下旬、一時餌を全く食べなくなり治療に専念していましたが年明けから状態が悪化し4日午前7時すぎ、ラッコとしては高齢の17歳で死にました。 絶滅の恐れがあるラッコは現在、ワシントン条約などにより捕獲や輸入が制限され「リロ」が死んだことにより、国内で飼育されているラッコは三重県の鳥羽水族館にいるメスの2頭のみとなりました。 マリンワールドは「ラッコの魅力を伝えることに貢献してくれたリロとリロを愛していただいた皆様に感謝致します」としています。
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