酒井法子、相談相手は最愛の息子「私が育てたんじゃなくて、みんなが育ててくれたから、彼はいろんな人の要素をもらってる」
デビューから37年を迎えた、歌手の酒井法子(53)。去年から、「ニコニコ生放送」での配信をスタートさせた。視聴者の反応やコメントがダイレクトに届く配信を始めたきっかけとは。配信者という新たな肩書きを持った酒井の「これまで」と「これから」に迫る。 【映像】「碧いうさぎ」を歌う現在の酒井法子(53)
配信で意識しているのは「“ご機嫌さん”でいること」
2021年に個人事務所を設立した酒井に現在の活動について尋ねると、「歌をメインに、年末にはディナーショーとかいろんなイベントで歌を歌わせていただいたり、私は石川県の方なんですけど、『酒井法子のマンモスRadio』というラジオをやらせてもらったり。あとは森田健作さんの『なるほど!なっとく塾』ですかね。BSフジさんの方でも出させてもらったりと、定期的にお仕事としてやらせていただくものがあります。歌も然り、おしゃべりも然り、あとは舞台などが、私のメインとしている活動です。自分を鍛え直すためにもやってみようかなっていう気持ちになりまして、独立させてもらったんですけど、蓋を開けてみたら、今まで以上にみなさんに支えてもらって活動しています」と説明。 去年7月からは、月に1度、ニコニコ生放送にて酒井法子公式チャンネル「のりニコッ!」を配信。エネルギッシュで明るい印象を与える配信だが、これは意識してのことだという。 「やっぱり“ご機嫌さん”でいるってことですかね。『のりニコッ!』が大成功して欲しい、みんなに喜んでほしいって時に、じゃあ私はどうしてたらいいかといったら、ご機嫌でいることが大事だなと。やっぱり(私が)楽しい方が皆さんも一緒にいて楽しいだろうし、見てて楽しいだろうし。別に不機嫌になっちゃいけないとか、いつだってヘラヘラしてなきゃいけないってわけじゃないんですけど。それ(ご機嫌でいること)ってすごく大切なことだと思うんです」 酒井はなぜメディア活動だけでなく、配信も行うようになったのか。 「個人(事務所)だとできることの規模がちっちゃくなってしまったりするんですけども、ちっちゃいなりに手作り感というか、それが逆に今の時代、お客様にとってはすごく近い距離でライブができたりとか、意外とそれがお客様が喜んでくださる結果に繋がったり。だから本当に面白い時代になったなと思います。それぞれがそれぞれに発信できて。例えばインスタなんかもそうじゃないですか。いろいろなタレントさんもそうだと思うんですけど、今までできなかった。契約上これは無理だよねとか。それがすごく自由になっちゃった分、私もそうですけど、自分の好きなものしか見ないし、聞かない。お客様もきっとそうだと思うんですけど。それでも、見て応援してくださっている方っていうのは(自分のことを)本当に気にしてくださって、応援してくださっている方だと思うので、めちゃくちゃ幸せです」