リバプールは1月に遠藤航を売却すべきか? 現地紙は3人の代替候補を提示。一方、日本代表MFの「非常に重要な役割」とは
リバプールに所属するMF遠藤航は、今冬の移籍市場での退団の噂がささやかれている。監督交代の影響もあり、昨季ほどの出場機会を得られていない31歳の日本代表主将は、現状、どのような立場に置かれているのだろうか。現地メディア『Anfield Index』が16日に状況を伝えた。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング まず、遠藤の現時点での価値について、同メディアは、「遠藤には、アルネ・スロット新監督のサッカー哲学に適応するために必要な、ボール保有時の巧みなテクニックやプレー特性に欠けているように思える一方で、最近の試合では、ブンデスリーガ出身の実力者である同選手が、勝ち越している時間帯の守備陣に強さと安定感をもたらしている。この“破壊的鈍器”は、国内カップ戦の先発機会を確保すると同時に、勝ち点3を守り抜く必要のある試合のセーフティネットとして、チーム内で非常に重要な役割を担っている」と整理している。 そして遠藤の1月売却については、「日本代表キャプテンが2025年夏までリバプールに残ることに何の問題も感じないが、1月に強力な若手選手を補強できるなら、話は別だ。現在の中盤のスカッドは、躍進中の今シーズンを乗り切るのに十分な厚みがある。しかし、活気あふれる若手有望株の輝きが注入されれば、優勝を大きく手繰り寄せることができるだろう」と、既存の遠藤の価値を認めたうえで、代替となる選手の獲得が可能だった場合のみ、検討すべきだとしている。 最後に「誰が遠藤航の代わりを務められるのか…?」と章を立てた同メディアは、「頭に浮かぶのは3人の名前だけ。レアル・ソシエダの25歳、MFマルティン・スビメンディは、洗練された高い技術を持つ深い位置でのプレーメーカータイプ。レアル・マドリードの24歳、MFオーレリアン・チュアメニは、万能のダイナモタイプ。そしてブライトンの20歳、カルロス・バレバは、世界最高のボランチになる可能性を秘めた選手だ」と、具体的な代替候補を示している。果たして今冬にも動きはあるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部