来年から日本コーチング資格で欧州クラブ指導する可能性も AFCとUEFA間で協議
早ければ来年から、日本人の指導者が欧州名門クラブで監督を務めることが可能になる。影山雅永技術委員長(57)が13日、都内で同委員会を開いた後、明かした。「現在、アジアサッカー連盟(AFC)と欧州サッカー連盟(UEFA)の間でコーチングライセンスの互換性のことを話し合っている。早ければ、来年には日本のS級ライセンスが、欧州で通用する可能性がある」と明かした。 これまでは、UEFAで日本サッカー協会で発行する指導者資格を認めなかったため、日本人指導者が欧州クラブで指揮を執ることはできなかった。言葉の問題など、障害は多いが、資格が認められれば、欧州クラブの監督を目指す日本人指導者は増えることが考えられる。同委員長は「技術委員会では、海外を目指す若い指導者をどうバックアップするかの意見も出ていた。具体案はこれから練っていく」と話した。