日本ハム・新庄監督「負けたけどベンチはドンチャン騒ぎ」チームの雰囲気に満足げ 柳川は2軍へ「疲れもありますから」
「楽天6-5日本ハム」(16日、楽天モバイルパーク) 日本ハムが逆転負けで2連敗を喫した。 【写真】ベンチの雰囲気めっちゃいいやん!松本剛の2点適時打に喜ぶ新庄監督 1点リードの七回、3番手・池田が乱調。2安打と死球で無死満塁のピンチを招くと、新庄監督は4番手・柳川を投入。渡辺に逆転二塁打、村林にも2点二塁打を浴びた。 3点を追う九回には守護神・則本を攻め、松本剛が2点適時打。だが、あと1点及ばなかった。 敗戦となったが、新庄監督に暗い表情は一切なし。開口一番、「負けたけどベンチはドンチャン騒ぎですよ。逆転されて『まだまだこれからこれから、全然いける』と。すごいですよ。最終回も。耳が痛くなるくらいすごい声出して。いい試合でしたよ」と評価した。 金村を5回2失点66球で降板させ、継投策を選択した理由についても言及。金村君、真っすぐ良くなくて。球の質?小郷君と辰己君に合うかなと。それで宮西くん。しっかり抑えてくれて」と振り返った。 ただ、七回から投入した池田、柳川が逆転を許した。新庄監督は一時は抑えも託していた柳川について、「柳川君も球の質が違うので。前の柳川君のボールに戻してもらおうかなと。ファームで。打たれた打たれてないの問題じゃなく、球の質がバッターに見やすい。疲れもありますから。いい経験したと思いますから」と再調整を明言した。 池田についてはコンディション面の心配をしながらも、「肩と肘が不安じゃなければいいけど、ずっと投げてくれるんで。誰投げさせてもいいピッチャーいるんで、休ませながら」とうなずいた。 楽天守護神・則本との相性の良さにも触れ、「則本君、ファイターズのユニホーム見たくないんじゃない?何なんだろうね。(則本の)他の映像も見てますが、簡単に抑えている。うちは七、八、九ものすごく粘るので」と胸を張った。