【笹井氏会見速報(6)】小保方さんのノートは見た方がよかった?
STAP細胞論文の共著者で、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長、笹井芳樹氏が16日午後、都内で会見。主な質疑応答は以下の通り。 【アーカイブ動画】笹井氏の会見をノーカットで見る 質問「小保方さんの研究ノートは見たほうがよかった?」 笹井さん「ノートを見てディスカッションすることができればより深いレベルでの指導ができたと思う。ただ実際問題としてこれらの特にアーティクル誌に出てくる多くのデータは若山研究室でつくられたものという前提にみていたので難しかった」 質問「ノートについては」 笹井さん「ノートのつけ方は個人差が大きい。博士課程から入った人はばらつきが大きい。ある方にとっては、ノートは目も程度にしてコンピュータにいれる人も多い。ただ、私の研究室では、ノートというのは自分と自分の研究を客観的に向き合うものとしている」 「ノートは3年後の自分に書くようにしなさいと指導している」 質問「小保方さんの実験ノートが4、5冊しかなかったことについては」 笹井さん「実験の最低限のメモを書いた上でデータはコンピュータにいれたのであれば、アナログのノートの数は減ることになる。量と実験量の因果関係をはなすのは難しい」 質問「小保方さんのノートは見たか」 笹井さん「コピー等をみせてもらったり、その一部を見せてもらったことはある。中には詳細なものもあればメモ的なものもあった」