ソフトバンク近藤健介が1か月ぶりに実戦復帰、最初の打席で快音…先制ホーム踏み首位打者の実力示す
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は16日、セ・パ両リーグでファイナルステージ(6試合制)が始まった。4年ぶりにパを制したソフトバンクは日本ハムを5―2で下し、アドバンテージの1勝を含めて通算2勝とした。第2戦の予告先発はソフトバンクがモイネロ、日本ハムが加藤貴と発表された。 【イニング表】第1戦の試合結果
ソフトバンク5―2日本ハム(16日)――ソフトバンクが3本塁打を放って快勝した。三回に山川の適時二塁打で勝ち越すと、四回に今宮、五回に栗原、八回には山川のソロでリードを広げた。先発の有原が7回2失点の力投を見せ、九回はオスナが締めた。日本ハムは伊藤が4失点と踏ん張れなかった。
ソフトバンクの近藤が1か月ぶりに実戦復帰し、最初の打席で快音を響かせた。二回、伊藤のスプリットを崩されずに打ち返し、フェンス直撃の中越え二塁打。続く今宮と正木の安打で先制のホームを踏んだ。9月16日の試合で捻挫した右足首の状態は完全ではないが、「打撃は全く問題ない」と出場を志願。首位打者が実力を示した。
ソフトバンク・小久保監督「(有原は)エースらしい堂々とした投球だった。打撃陣はコンスタントにヒットが出て、全体的にいいスタートがきれた」