バルセロナ右SBフリアン・アラウホがボーンマスへ完全移籍…5年契約締結、移籍金は約16億円
バルセロナは13日、右SBフリアン・アラウホがボーンマスへと完全移籍することを発表。移籍金は1000万ユーロ(約16億円)と併せて伝えている。 アメリカ・カルフォニア州出身のフリアン・アラウホは、2001年8月13日生まれの現在23歳。同州のロサンゼルス・ギャラクシーでプロキャリアを始めた後、2023年冬にバルセロナに加入した。当初はBチーム所属となると、昨夏にラス・パルマスへとレンタル移籍。ラ・マシアで指導者キャリアを積み、かつてバルセロナBを率いたガルシア・ピミエンタ監督の下で、公式戦28試合に出場し2得点を記録していた。また、各年代のアメリカ代表に選出されながらも、2021年12月にメキシコ代表(両親がともにメキシコ人)へと鞍替えした同選手は、ここまで通算13キャップを誇っている。 ボーンマスとの契約は2029年夏までの5年間。クラブのニール・ブレイク最高経営責任者(CEO)は、同選手の獲得について「フリアンは我々が以前から注目してきた選手だったから、ボーンマスに連れてくることができて嬉しく思う。彼は高いポテンシャルを秘めている若手選手であり、多くの競合相手を抑えて獲得できたことは喜ばしいことだ」としつつ、「フリアンのクオリティをさらに高めるためのあらゆる手段がここには揃っていると、我々は信じている。彼を(本拠地の)バイタリティ・スタジアムに迎えることが待ち遠しい」とクラブ公式サイトにて語っている。 フリアン・アラウホが加入するボーンマスを指揮しているのは、アンドニ・イラオラ監督だ。現役時代は、バスクひいてはスペインを代表する右サイドの名手だった指揮官から、多くのことを学べるに違いない。
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