レイチェル・ゼグラーがトランプ氏への発言を撤回し謝罪「感情に流されてしまった」
米ディズニーアニメ「白雪姫」の実写映画「白雪姫」(来年公開予定)で主演する米女優レイチェル・ゼグラー(23)が、トランプ次期米大統領とその支持者たちが「平和など望んでいない」とするソーシャルメディアでの発言を撤回し、謝罪した。 ゼグラーは、「先週インスタグラムでシェアした選挙に関する投稿について心からお詫び申し上げます」と投稿。「感情に流されてしまった。憎しみと怒りが平和と相互理解からどんどん遠ざけてしまった。否定的な議論に加担してしまったことをお詫びします」とつづった。 また、国民を二分した大統領選という感情的な時期だったと釈明し、誰もが自分の意見を言う権利があるとしながらも、自分は今後、「より良い明日に向け、前向きに貢献すること」を誓った。 今月5日の選挙後、ゼグラーはインスタストーリーで、「この結果に言葉も出ない。憎しみの4年間がまた始まり、私が住みたくない世界へと向かっている」と投稿。「この国は深刻な病にかかっていて、トランプの国家ビジョンを支持する人の多さに恐怖を感じる」とし、彼らに嫌悪感を示した。 さらにゼグラーは同ポストで、来年1月に発足するトランプ政権に億万長者イーロン・マスク氏の入閣が内定したことにも反発。マスク氏が所有するソーシャルメディア「X」のアプリを破棄するようファンらに呼びかけていた。 当時、演劇学校の学生だったゼグラーは2021年、ブロードウェイ・ミュージカルの古典「ウエスト・サイド物語」をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した「ウエスト・サイド・ストーリー」のオーディションを受け、約3万人の中から主人公マリア役に大抜擢されて映画デビューした。
東スポWEB