モナコが誇る元“金メダリスト”の美人ロイヤル、パリオリンピックの聖火リレーに参加! 家族そろって登場
2024年7月26日から開催されるパリ・オリンピックの聖火リレーに、セレブリティーや王族が参加した。カンヌのクロワゼット通りでリレーしたのが、俳優のハル・ベリー。レイバンのアビエーター・サングラスに、オールホワイトのアスレチックウェアに身を包んだベリーは、さながら、自身が演じた『キャットウーマン』のフランス版といった雰囲気だった。 【写真】聖火リレーに参加した、モナコのシャルレーヌ公妃 その後、モナコではアルベール太公とシャルレーヌ公妃夫妻、双子のガブリエラ公女とジャック公子が家族揃って聖火を繋いだ。 シャルレーヌ公妃は、母国南アフリカの元オリンピック水泳選手。2007年に引退するまで優れた成績を残しており、金メダルを3個獲得している。アルベール太公もオリンピック選手で、モナコ代表として冬季五輪に5大会連続で出場している。 他にも、アメリカのサッカー選手、ミーガン・ラピノー、アメリカの元ラクロス選手、ポール・ラビル、同じくアメリカのスノーボード&スケートボード選手、ショーン・ホワイトなどがリレーに参加。5月にギリシャを発った聖火はマルセイユに到着すると、南仏を巡った。聖火リレーのコースは、開催国フランスの美しさや文化を余すところなく紹介するよう慎重に選ばれている。
聖火リレーは、神話の神々を讃えて火を灯す古代ギリシャの風習に基づいたものだが、それを近代的な形にして初めて行ったのが、1936年の夏季ベルリン・オリンピックの時。現在も開催国が自国を象徴する(そして風雨に耐える)トーチをデザインして、毎大会その伝統が続いている。 開催国がトーチのデザインを決定すると、聖火リレーはギリシャで始まる。オリンピック公式ウェブサイトによると、聖火は4年ごとに、近代オリンピックの創設者クーベルタン男爵が埋葬されている墓地で点灯される。その聖なる場所で、ギリシャ神話の女神ヘスティア(いろりの女神)を守るウェスタの巫女たちを象徴する女性たちが火をつける。彼女たちは凸面鏡を用いて太陽の光を集めて火をつけなければならず、聖なる火が灯ると、平和を象徴するオリーブの枝と共に、最初の走者に渡される。通常はギリシャのオリンピック選手で、その後他の走者たちがギリシャ国内をリレーし、最終的にアテネの競技場パナシナイコスタジアムまで運ばれる。 アテネで点灯された聖火は次々とトーチに引き継がれてその年のオリンピック開催国に到着し、その後開催国内をリレーして、開会式で聖火台に火が灯される。それがオリンピック開幕の正式な合図で、閉会式まで消えることはない。
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