女子ソフトボール元日本代表の松岡恵美さんが四万十市の中学校で特別授業【高知】
RKC高知放送
オリンピックのシドニー大会とアテネ大会でメダルを獲得した女子ソフトボール元日本代表の松岡恵美さんを講師に迎えた特別授業が、11月15日に高知県四万十市の中学校で行われました。 四万十市の中村西中学校で行われた特別授業に講師として参加したのは、女子ソフトボール元日本代表・松岡恵美さんです。 松岡さんは、2000年のシドニーオリンピックで銀メダル、2004年のアテネオリンピックで銅メダルを獲得していて、15日は授業に参加した1年生29人に向けこれまでの競技人生で大切にしてきた事を語りました。 ■女子ソフトボール元日本代表・松岡恵美さん 「どんどん口に出して”私はこうなる””こうする”と決めてください。そうすると日々のやるべきことが明確になってきて、そこで目標ができたり目的ができたりすると思う。私はそれを大切にしてきた。」 この特別授業は「アスリーチ」と題してスポーツ庁などが行う取り組みの一環で、アスリートとの交流を通して子どもたちに夢を叶えるきっかけにしてもらおうと全国の学校で企画されています。 講義のあとは生徒たちにボールの投げ方や、ゴロの取り方などソフトボールの基本を指導。 バッティングでは、打球を飛ばすためには後ろから前への体重移動が必要なことなどを丁寧に教えていました。 ■中村西中学校生徒 「ひとつひとつ小さいことから積み重ねるという言葉が心に一番残って、その通り今から頑張っていきたい」 「スポーツにかかわることがなかったけどソフトボールの楽しさも知れたし、ほんとに珍しいことだと思うし、一生思い出に残る」 トップアスリートに学ぶというめったにない経験をした生徒たち。 授業を通してソフトボールの楽しさを感じているようでした。