イスラエル軍空爆、ガザ地区南部ラファで20人死亡
イスラム組織ハマスの掃討作戦を続けるイスラエル軍の空爆でガザ地区南部のラファでは20人が死亡するなど多数の犠牲者がでています。 エジプトに近い南部ラファで撮影された映像です。がれきの下敷きになって動けなくなっていた乳児は生存した状態で救助されたということです。 空爆で破壊された建物には逃れてきた住民が避難していたとされ、ラファでは少なくとも20人が死亡し55人が負傷したということです。 また、南部の主要都市ハンユニスでも空爆で住宅が破壊され8人が死亡したということです。 イスラエル軍は、ハマスの活動拠点があるとして中部でも難民キャンプを空爆するなど人口密集地にも攻撃を行っていて、ガザ保健当局は28日、過去24時間で210人が死亡したとしています。 こうしたなか複数のメディアは、エジプトが3段階の停戦案を提案する中、ハマスの代表団が29日にカイロを訪れ、戦闘休止に関する協議を行うと報じています。