立石に続け!「下町飲み」の新たな聖地候補・京成線「堀切菖蒲園駅」のオススメ4軒
昼飲み、センベロなどの店が集まり、呑兵衛天国だった京成立石。しかし駅周辺の再開発により名物店などが閉店、移転を余儀なくされた。立石に続く天国はどこだ!?そこで今回は、京成線沿線の堀切菖蒲園の安くて旨くて人情も濃い、通いたくなるいい店を集めてみました!堀切菖蒲園は甲類焼酎+シロップの"もと"と炭酸からなる焼酎ハイボール(通称・ボール)を出す店が目白押し。この下町のカクテルが特に肉料理と相性抜群だからか、居酒屋に加え焼肉店、焼きとん店がそこかしこに。ポスト立石の最右翼。 【画像ギャラリー】これが堀切菖蒲園発祥といわれる「ボール」だ!
『隠れ家やまさん』
永ちゃんへの想いと愛情料理で満ちあふれたくつろぎ酒場 店が佇むのは「えっここに!?」という住宅街。扉を開ければ、矢沢永吉さんへのリスペクト全開の異空間が広がっている。ドリンクの9割を占めるという焼酎ハイボールは大きめのグラスに氷なしスタイルで280円の良心価格。 伝説のタンみそ300円、手作りメンチ350円、焼酎ハイボール280円 「2年前のオープン時はつまみも全部300円以下がコンセプトだったけど、昨今の物価上昇で350円も紛れ込ませてあるの。ごめんね」と店主。その350円のメンチは、お肉みっちりのメンチが2個に付け合わせにはナポリタンも!安すぎますよ。 金額のことばかり言ってすみません。実は料理のすべて、丁寧な手作りでどれもホッとする旨さだから驚くばかり。出色はたくさん飲んだ人への感謝として提供される〆メニュー。食べたかったら、飲むべし、飲むべし! [住所]東京都葛飾区堀切3-15-3 [電話]非公開 [営業時間]16時~21時(土は~23時) [休日]日 [交通]京成本線堀切菖蒲園駅から徒歩5分
『居酒屋きよし』
堀切で一二を争うディープ酒場でしみじみ酔う 「週に何度も来てくれるお客さんが多いから、値段を上げられないの。料理の品数もいつの間にか増えちゃって、こっちはてんてこ舞いだよ」と気風がいい二代目女将・後藤さん。 壁の短冊にあるグランドメニュー以外に、ホワイトボードに掲げられる日替わり料理は200円台を中心とする40種以上のラインナップ。それを後藤さんがちゃきちゃきと調理する。 小肌酢刺250円、わかめえのき和え280円、梅ごぼう280円、ホッピーセット480円 駅前で創業し、移転を経て来年60周年を迎えるという。客の多くが杯を重ねるど定番の酒、焼酎ハイボールは初代女将がつくり上げた味を頑なに守る。 美味しくリーズナブルなものをとつまみを進化させながら、もてなしの心意気は変わらない。ボール片手にゆるりと過ごせば、わざわざ通う人の気持ち、ストンと腑に落ちる。 [住所]東京都葛飾区堀切5-23-6 [電話]03-3690-9947 [営業時間]17時~23時(日は15時~) [休日]木 [交通]京成本線堀切菖蒲園駅から徒歩3分