台風10号の影響で、山陰地方では27日午後は不安定な天気になり、活発な雨雲が発生しています。 これは午後５時過ぎの米子市の映像です。どしゃぶりの雨となり、時間雨量が32.5ミリと激しい雨となりました。また安来市伯太でも時間雨量36ミリを記録するなど、ゲリラ雷雨が発生。米子市、境港市、安来市などに大雨や洪水の警報が発表されました。 また各地で落雷も観測されています。今夜の初めごろにかけて大雨に伴う低い土地への浸水被害などに警戒してください。 山陰の天気にも影響を及ぼし始めた台風10号。その動きは遅く29日以降に山陰地方に接近する見込みです。予想進路図では、予報円の中心が30日午後に、九州と四国の間付近。そこから本州を縦断するように北東に進むと予想されています。 ただ予報円が大きく、方向は定まっていませんので最新の情報に注意が必要です。 この台風の接近に伴って、28日夕方から30日夕方までの48時間に、山陰地方の多い所で280ミリの降水量が予想されています。暴風とともに大雨などに警戒してください。