鎌田大地以外には? クラブとの別れ方が最悪だった選手(6)史上最悪の移籍!? 豚の頭も投げ込まれ一大事
サッカー日本代表の鎌田大地は、ラツィオとの契約延長交渉がまとまらず、わずか1年でイタリアを去ることに。この結果に、クラウディオ・ロティート会長筆頭にクラブ関係者から不満の声が出ており、日本人選手は良い別れ方ができなかった。今回は、そんな鎌田と同じく、クラブとの別れ方が最悪だった選手を紹介する。
MF:ルイス・フィーゴ(元ポルトガル代表) 生年月日:1972年11月4日 所属元:バルセロナ(スペイン) 移籍先:レアル・マドリード(スペイン) ライバル関係にあるバルセロナとレアル・マドリード間の移籍は何例かあるが、その中で最も物議を醸したのは2000年夏のルイス・フィーゴの移籍騒動であると断言してよいだろう。 1995年夏にバルセロナに加入したポルトガル代表MFは元オランダ代表FWパトリック・クライファートや元ブラジル代表FWリバウドと共に強力アタッカー陣を形成。2度のリーグ戦制覇など数々のタイトル獲得に貢献し、1998/99シーズンからは主将を務めた。 そんなバルセロナを象徴する選手があろうことか、最大のライバルであるレアル・マドリードへと移籍したのだ。これにはサポーターも大激怒。レアル・マドリードの選手としてカンプ・ノウに乗り込んだ際にはボールを持つ度にブーイングが浴びせられ、大量の偽札が舞うことや豚の頭がピッチに投げ込まれることもあった。 ピッチ外でもフィーゴの経営する飲食店が破壊される大騒動に発展するなど多くの暴動が発生している。なお、20年以上が経過した今でもその遺恨は途絶えておらず、必ずバルセロナで嫌われた選手ランキングではトップに立つ。クラブも一度たりともOB戦に招待していない。
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