ルーシー・ボイントンが英国で最後に絞首刑となった女性を演じる
ロンドンの路上で銃を構えているのは俳優のルーシー・ボイントン。彼女は現在、イギリスITVの新作ドラマシリーズ『Ruth（原題）』（全4話）の撮影に挑んでいる。米DEADLINEによると本作はキャロル・アン・リーの著作で、イギリスで最後に絞首刑にされた女性ルース・エリスの伝記『A Fine Day For Hanging: The Real Ruth Ellis Story（原題）』をベースにしたものだという。ルーシーは主人公のルースを演じている。撮影現場では、パブ『マグダラ』の前で恋人デヴィッド・ブレークリーを銃で襲うシーンを再現したようだ。殺人罪で逮捕されたルースは1955年にホロウェイ刑務所で絞首刑執行人アルバート・ピアポイントによって処刑されたそう。ちなみにこの事件は1985年にマイク・ニューウェル監督によって『ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー』というタイトルで映画にもなっている。このほか、ルース・エリスを救おうとする弁護士役でトビー・ジョーンズが出演。監督は『刑事マシュー・ヴェン 哀惜のうなり』のリー・ヘイブン・ジョーンズが務める。 ドラマシリーズ『Ruth（原題）』は2024年放送予定。
