新人議員が初登院 第2次石破内閣が11日発足へ/埼玉県
衆議院選挙を受けた特別国会が11日午後、召集され、県内選出の新人議員などが初登院しました。 本会議では自民党の石破総裁が第103代総理大臣に選出されました。 11日夜、第2次石破内閣を発足させます。11日の本会議を前に、国会には朝早くから10月の衆議院選挙で当選した議員たちが初登院しました。 県内で初当選した議員たちも続々と姿を見せました。 立憲民主党は県内の小選挙区で6議席、比例復活を含めると10議席を獲得。公示前の5議席から、倍増となりました。 小選挙区で初当選した、立憲民主党の杉村慎治氏は、「身の引き締まる思いで来た。有権者の願いを、ここでかなえることが地元に対する恩返し、日本のためになると信じている。そういった決意で臨みたい」と意気込みました。 国民民主党は、県内3つの選挙区に候補者を擁立しました。 このうち、2つの選挙区で勝利し、敗れた1人も比例で復活当選しています。 同じく小選挙区で初当選した、国民民主党の橋本幹彦氏は「今まで光が当たってこなかった領域に、光を当てていきたい。選挙区をくまなく回って、いろいろな声を聞いてきた。中には、『苦しい』『悔しい』という声も聞いてきた。そういった人たちにも光が当たる政治をつくっていきたい」と述べました。 衆議院の総理大臣指名選挙は、1回目の投票では過半数に届かず、自民党の石破総裁と立憲民主党の野田代表による決選投票となりました。 30年ぶりとなった決選投票では、投票総数465票のうち、石破総裁が221票を獲得し、第103代の総理大臣に選出されました。 石破総理は、皇居での任命式と閣僚の認証式を経て、11日夜、第2次石破内閣を発足させます。
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