ビバヒル女優の早すぎる死に広がる悲しみ。“不仲説”の元共演者も沈痛「受け止めきれない」
「途方もない悲しみ」かつて対立した元共演者たちも追悼
シャナンの広報担当は14日、米ピープル誌をはじめメディアに声明を発表し、死去を伝えた。 「大きな悲しみをもって、シャナン・ドハーティーが旅立ったことをお知らせします。7月13日土曜日、長年の闘病生活の末、彼女のがんとの闘いは終わりを迎えました」 訃報を受け、『ビバヒル』や『チャームド』の共演者たちが追悼コメントを続々発表。ブレンダの双子の兄ブランドン役を演じたジェイソン・プリーストリー、親友のドナ役を演じたトリ・スペリング、デビッド役のブライアン・オースティン・グリーン、ブレンダ&ブランドンの母親役を演じたキャロル・ポッターなど、多数の著名人からお悔やみの言葉が寄せられた。 一時期、確執が噂されたケリー役のジェニー・ガースも自身のSNSに長文を投稿し、シャナンへの思いを綴った。 「私はまだ、長年の友人であるシャナンを失った途方もない悲しみを受け止めきれていません。彼女は私がこれまで出会った中で最も強いと感じた女性でした。私たちの関係はリアルで、正直なものでした。対立させられることも多かったですが、それは私たちの本当の仲を表すものではありませんでした。私たちの関係は、お互いへの尊敬と敬愛のもとに築かれていたのです」 『チャームド』で姉妹役を演じたアリッサ・ミラノもコメントを発表し、「シャナンと私の関係が複雑だったことは、知られていた通りです。けれども私は、根本的なところで、彼女に対して深い敬意と畏敬の念を抱いていました。彼女は才能ある女優で、多くの人たちに愛されていました。彼女がいない世界はさみしい」と哀悼の意をささげた。 ジェニーとアリッサは、シャナンがドラマを途中降板するきっかけを作ったとされ、しばらく不仲が噂されていたが、近年は関係を修復したと伝えられている。
天国でもディランと仲良く
突然の悲報に、世界中のビバヒルファンからも悲しみの声が上がった。 ネット上には「若い時にドラマをみて影響を受けた」「ビバヒルの登場人物や世界観に憧れた」「ブレンダが1番好きだった」「青春をありがとう!」など、シャナンを偲ぶ言葉とともにドラマを懐かしむコメントであふれかえった。 2019年に他界したディラン役のルークとの再会を願うファンも多く、「ルークとはあちらで再会したかな?」「天国でもディランと仲良くね」といったメッセージも。なかには、「今ごろディランと『ピーチピット』で会っているかも」と綴り、ビバヒルに頻繁に登場したカフェ『ピーチピット』と、店長のナット役を演じたジョー・E・タタ(2022年に他界)に思いをはせるファンも……。 放送が終了してから長い時間を経た今でも、“永遠の憧れカップル”として人々の心に記憶されているブレンダ&ディラン。 そんなファンの気持ちに寄り添うかのように、シャナンの訃報が伝えられた後ほどなくして、ルークの娘ソフィーさんがSNSを更新。在りし日のブレンダ&ディランの白黒写真にハートマークだけ添えてインスタ・ストーリーズに投稿し、自身の父とともに青春ドラマの伝説を築いた名女優を静かに悼んだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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