「僕がヒーロー? うーん、間違いなく言えるのは…」34歳の苦労人がマドリーを救う! バイエルンから劇的2発でCL決勝に導く
「最高の夢でさえ、これほどいいもんじゃない!」
34歳の苦労人が、途中出場で壮観なパフォーマンスを披露した。 現地時間5月8日に開催されたチャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、レアル・マドリーはバイエルン・ミュンヘンとホームで対戦。第1レグは2-2で引き分けたなか、2-1で逆転勝利を収め、2戦合計4-3で、14度目の優勝を果たした2年前以来の決勝進出を果たした。 【動画】ホセルが3分で2ゴール、マドリーが大逆転勝利! 圧巻の2発を叩き込んだのが、ホセルだ。アルフォンソ・デイビスに先制点を奪われて迎えた81分からピッチに入ると、88分にGKマヌエル・ノイアーのキャッチミスを見逃さず、同点ゴールを奪取。さらにその3分後にもアントニオ・リュディガーの折り返しから流し込み、勝ち越し点まで挙げてみせた。 欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、殊勲のスペイン代表FWは試合後、「僕がヒーロー? うーん、それは分からないよ! 間違いなく言えるのは、とても幸せな男だということだ!」と大興奮でコメント。そのうえで、自身が活躍できた要因をこう分析した。 「もちろん、こういう夜を夢見ることはある。でも、準備が大事なんだ。最初のゴールは、バイエルンが少し疲れていたんだと思う。彼らはローブロックのディフェンスをしていた。動きが制限されてしまうから注意が必要だったよ。まあ、まとめると、僕の最高の夢でさえ、これほど良いものではないということだ!」 国内外のクラブを渡り歩き、昨夏に11年ぶりに白い巨人に帰還したホセル。豊富な経験に裏打ちされた円熟味を増すプレーで、決勝でもヒーローになれるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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