【伊原春樹の野球の真髄】「DeNAの暗雲を振り払った19歳右腕。京山将弥の目を引くピッチング」
開幕から素晴らしいピッチングを繰り広げたDeNAの京山/写真=榎本郁也
3月30日に開幕して、早くも2周り目に入ったペナントレース。4月22日現在、パ・リーグは27年ぶりの開幕8連勝を果たした西武が、8点差を終盤8、9回で引っくり返す大逆転劇を見せるなど打線が強力にチームをけん引して首位をひた走っている。大本命のソフトバンクは千賀滉大、サファテや中村晃ら主力が離脱するなど戦力が低下しながらも、地力の強さを発揮して2位につけている。 セ・リーグはパに比べて下位と上位の差は詰まっている。3連覇を目指す広島が2位だが、エンジン全開はまだこれからだろう。そんな中、“予想外”の健闘ぶりを見せているのが首位を行くDeNAと言えるのではないだろうか。 開幕から今永昇太、濱口遥大、ウィーランドと昨年、2ケタ勝利を挙げた3投手を欠き、暗雲が立ち込めたかと思われていた。だが・・・
本文:1,262文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール