「宮根さんが辞めたがっているのは本当」 「ミヤネ屋」終了の可能性は? 「月2ペースで理由なく休んでいる」
「“関口宏化”しつつある」
「辞めたがっている理由はいくつかあるのですが、その一つは体力面。上の世代のキャスターが辞める時には体がボロボロで残りの人生何もできない、というのを見ているので、体が元気で動けるうちに辞めたい、という思いが強いようです」(前出のフジテレビ関係者) ただし、辞めたいのは「ミヤネ屋」のみ。 「『Mr.サンデー』は週1なので続けたいようです。しかし有働さんの新番組が始まった日の『Mr.サンデー』の世帯視聴率は6.0%。前週が8.5%だったので視聴者を食われています。こうしたことが続くと、『Mr.サンデー』に対するモチベーションも下がり、『ミヤネ屋』を辞めたいという気持ちに拍車がかかるかもしれません」 コラムニストの吉田潮さんはこう分析する。 「最近の宮根さんは毒舌ではなくなってるし、共演者を茶化すこともあまりなく、面白いことも言わなくなりました。私は“宮根、手を抜いてるなあ”と思ってしまいます。トークはゲストに任せて、相づちを打っているだけの“関口宏化”しつつあるんじゃないかと思って見ています」
「小川さんは息の長いキャスターになる」
“着陸態勢”に入ろうとしているかのような宮根。一方、すでに“安定飛行”とテレビ業界内で見られているのが、テレ朝系「報道ステーション」の大越健介(63)と、TBS系「news23」の小川彩佳(39)だ。 「大越さんは安定感がありますよね。どっしりとしていて、穏やかで、声を荒らげることもありません。以前は威厳があったり、偉そうなキャスターや司会者が重用された頃もありましたが、今は柔らかく穏やかでありながらも、鋭い質問をする安定感のあるタイプが人気なのだと思います」 吉田さんはそう話す。 「『news23』の小川さんは息の長いキャスターになると思います。2年前にあの番組で不妊治療を取り上げた時、不妊治療をしていた人を番組に呼んで座談会のようなことをする企画があり、そこに私も呼ばれたことがあります。その時、穏やかな振る舞いでありながらも、芯を食った質問をしてきて、ご自身の疑問や意見を企画や番組に反映している人だと思いました」