お年玉付き年賀はがき発売、前年比25・7%減の10億7000万枚発行…郵政民営化以降で最少
2025年用のお年玉付き年賀はがきの販売が1日、全国の郵便局などで始まった。当初発行枚数は前年比25・7%減の10億7000万枚で、07年の郵政民営化以降で最少。SNSの普及による需要減少に加え、はがきの郵便料金を今年10月に63円から85円に引き上げた影響を考慮した。
東京中央郵便局(東京都千代田区)では、福岡県宗像市の高校教諭(59)が55枚を購入した。例年並みの枚数を友人や親戚などに送る予定で、「家族の近況などを伝えたい」と話した。
年賀状の受け付けは12月15日からで、同25日までに投函(とうかん)すれば25年の元日に届くという。日本郵便は早めの投函を呼びかけている。