2017年にツアー初タイトルを獲得した大会で連敗脱出のルブレフがフレンチ・オープン以来の初戦突破 [クロアチア・オープン/テニス]
2017年にツアー初タイトルを獲得した大会で連敗脱出のルブレフがフレンチ・オープン以来の初戦突破 [クロアチア・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月21~27日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)を6-4 7-5で倒してベスト8に進出した。 ~プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグで4大会ぶりの勝ち星をマークしたトップシードのルブレフ選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が初戦だった。ルブレフは両セットとも先にサービスダウンを喫した直後に追いつき、最後のゲームでブレークに成功して1時間46分で勝利を決めた。 グラスコートシーズンで未勝利に終わったルブレフは2度目のマスターズ制覇を果たした5月のマドリッド以降3勝5敗の戦績で今大会を迎えているが、2017年にツアー初タイトルを獲得した大会でこのところの連敗を「4」でストップした。 不振に陥っているルブレフは大会前に感情をコントロールできれば試合でのパフォーマンスも上がると考え、『頭を直す』ために自国の先輩で元世界ナンバーワンのマラト・サフィン(ロシア)とじっくり話し合ったことを明かしていた。 「素晴らしい試合だったと思う。いいポイントがたくさんあった。ウーゴは本当にいいプレーをしていた。彼は試合終盤に自信を感じ始め、失敗を恐れず更に激しく打ち始めた。彼は試合中にレベルを上げていった」とルブレフは試合を振り返った。 「僕もいいパフォーマンスができたと思う。ここにいられてうれしいし、試合に勝つとことができて満足している。次の試合がどうなるか楽しみだ」 ルブレフは次のラウンドで、チアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-2 7-6(7)で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。 そのほかの試合では第5シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)がドゥジェ・アジドゥコビッチ(クロアチア)を6-1 6-4で退け、ファビオ・フォニーニ(イタリア)はルカ・バン アッシュ(フランス)を6-4 6-3で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部