今季で引退の木村沙織 バレー人生ファイナル「悔いなく東レらしく」
各チームファイナルステージに懸ける思い~NEC
【NEC】(レギュラーラウンド1位) ■山田晃豊監督 6チームの力の差はない。最後まで1ポイントを取り合うような展開になるのではと思う。強みはこれ、というチームではなく、連携、バランスが取れているときに強さが出る。チャレンジャーの思いで、一戦一戦、自分たちの武器を確認してストーリーを作って、決勝にたどりつきたい。 ■岩崎紗也加 試合を重ねるごとにチームの調子も上がってきたが、(レギュラーラウンドで)上位チーム(久光製薬・日立)には負けこしているので、そこにも勝っていくために、もう一回基礎をやって精度を上げることに取り組んできた。戦い方は変わりなく、一発で決められる選手がいない分、1本目のパスをきっちり返して、ミドルを中心とした、どこからでも4枚攻撃で、全員で優勝に挑戦していきたいと思う。 ■古賀紗理那 初戦の日立戦に向けて、全員でいいコンディションに持っていけていると思うので、試合で出しきれるように頑張りたいと思います。日立、久光には負けこしているが、次は絶対勝つぞという気持ちで、(ファイナル6では)リセットして挑みたい。オフェンス面やコンビの確認、1本目のパスの質を高く、などみんなでやってきたことを試合にしっかり出したい。全員で攻められるチームだと思うので、チーム力で勝ちにいけたらいいと思う。
各チームファイナルステージに懸ける思い~久光製薬
【久光製薬】(同2位) ■酒井新悟監督 ファイナル6はとても重要な位置づけのもの。昨シーズンは3連敗して、そこからの優勝だったので初戦が大事。中田(久美)総監督からも戦い方などアドバイスいただいた。トーナメントのつもりで目の前の一戦に集中して全員で勝っていきたい。積み重ねてきたことをしっかり出して、総合力、誰が出てもそれぞれが力を出してくれたら負けないと思う。 ■長岡望悠 レギュラーラウンド後からファイナル6までの間にどういう準備をするかということがポイントだとチームでもとらえていたので、自分たちの(レギュラーラウンドの)戦いを振り返って、これからどうしていくかということをもう一回一から見直した。まずはファイナル6、準備としてやれることは全部やってきたので、自信は持っている。試合は生き物なので試合の中での対応力など、チームの器をしっかり広げてやってしていきたい。 ■石井優希 レギュラーラウンドは最後4連勝で終わることができたが、ファイナル6までの2週間の間でチームの雰囲気が変わることもあるなど難しい、その間、ミーティングを多く入れたり意識を高くしてしっかり準備してきたので、あとは自分たちの実力を信じるだけ。当たり前のこと、やってきたことを普通にやれば負けないと思う。ファイナル6は負けられないので、個人個人の役割もそうだが、チームの固まり、チーム力を一番大事にしていきたい。岡山、地元で始まるので友人らにもいい姿を見せたい。