他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手(5)西武の候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの野手を紹介したい。
ブランドン
投打:右投右打 身長/体重:179cm/86kg 生年月日:1998年6月15日 経歴:沖縄・石川高 - 東京農業大北海道オホーツク ドラフト:2020年ドラフト6位 将来性を期待されているブランドン。可能性は低いと想定されるが、仮に野手を放出しなければならないケースでは、トレード候補にもなるだろう。 ブランドンは、沖縄の石川高で高校通算18本塁打を記録。東京農業大北海道オホーツクに進学すると、首位打者3回、ベストナイン5回など多くのタイトルを受賞し、2020年ドラフト6位で埼玉西武ライオンズに入団した。 ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たすと、3月30日の日本ハム戦ではプロ初ヒットをホームランで飾った。その後はファームに降格する時期もありながら、同年は一軍で32試合に出場し、打率.247、3本塁打、8打点をマークした。 しかし、その後は故障に苦しんだ。2022年から昨季は内転筋痛などの影響で、一軍出場は叶わず。昨オフには戦力外通告を受け、育成落ちとなった。 育成契約でのスタートとなった今季は、オープン戦から11試合に出場し、打率.333(24打数8安打)と猛アピール。開幕直前の3月24日に支配下復帰し、開幕戦では2安打を放ってみせた。 ところが、開幕直後に左脚を負傷し、再びケガに見舞われたブランドン。今後も故障が続くようであれば、苦しい立場となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部