解任直近か？

【写真：Getty Images】

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第1節、マンチェスター・ユナイテッド対トゥウェンテの試合が現地時間25日に行われ、試合は1-1のドローに終わった。今季開幕から丁重なパフォーマンスが続く名門の指揮官の解任可能性について、『Football365』が、現地時間26日に報じている。 　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督はエリクセンやブルーノ・フェルナンデス、マーカス・ラッシュフォードなどの主力選手を起用。35分にはエリクセンがこぼれ球を押し込み、ユナイテッドが先制した。しかし、その後68分にエリクセンがボールを奪われるとトゥウェンテのサム・ラマースに同点ゴールを決められている。その後は両チームともに追加点を奪えず、試合は1-1の引き分けに終わった。 　今夏のユナイテッドは、バイエルン・ミュンヘンからDFマタイス・デ・リフトやDFノゼア・マズラウィ、ボローニャからFWジョシュア・ザークツィーなどを補強し新シーズンに臨んでいる。しかし、開幕から7戦を消化して、2勝3分2敗という状況だ。さらに勝利した2試合も、昇格組のサウサンプトンとカップ戦の3部チーム相手のみであり、プレミアの強豪であるリバプールやブライトンに対しては敗北を喫していた。 　同メディアは、「ユナイテッドが予想通りヨーロッパで再び無力化された。テン・ハフ監督の解任は避けられない」と題して、「最近の失態を受けてシーズン半ばの解任は依然としてありうる。解任の憶測が飛び交う中で、後任の噂も持ち上がっている」と、指揮官のクビが危うくなっていることを強調。 　実際に、同監督のもとで臨んだヨーロッパの大会では過去に9戦1勝しかしておらず、今季のELの滑り出しを見ると、今年も同タイトル制覇を期待することは難しいだろう。果たして、チームを立て直すことのできていない指揮官は今季半ばで解任されてしまうことになるのだろうか。