ロシア西部州への侵入認める 国防省、残存部隊を壊滅と発表
ロシア国防省は20日、ウクライナ国境にある西部ベルゴロド州南西部の村コジンカにいたウクライナ側の残存部隊を壊滅させたと発表した。ロシア側はこれまで、西部での越境攻撃の試みを全て撃退したと主張しており、ロシア領内への侵入を認めたことになる。 【写真】ロシア中部カザンの施設に並ぶ長距離戦略爆撃機ツポレフ160
プーチン政権と敵対しウクライナ軍と共闘する「ロシア義勇軍団」は19日、コジンカへの侵入に成功したと主張し、動画も公開していた。 ロシア国防省は、航空機や砲撃により過去24時間で敵方の約650人を戦闘不能にし、装甲車2両などを破壊したと表明。コジンカの支配を完全に取り戻したとしている。(共同)