「一緒に暮らして支えたい」SNS型ロマンス詐欺 70代の無職の男性が578万円だまし取られる
SNSで知り合った女性に投資を持ち掛けられ、70代の男性が現金578万円をだまし取られました。 【写真を見る】「一緒に暮らして支えたい」SNS型ロマンス詐欺 70代の無職の男性が578万円だまし取られる 被害にあったのは山梨県北杜市に住む無職の70代男性です。 5月中旬頃、男性のフェイスブックに45歳の日本人女性を名乗るアカウントからメッセージが届きました。 その後、LINEで友達登録を行い、やりとりを行うようになりました。 LINEでは、男性が女に対し悩み相談などを行い、その際女から「一緒に暮らして支えたい」などと言われ、男性は次第に好意を持つようになりました。 その中で今後の生活資金の話になり、女からFX投資を持ち掛けられました。 男性は女から「父が投資のプロで、投資の方法やタイミングを教えてもらえるので損することはない」などと言われ、女の指南を受け投資を行うことにしました。 男性は女の指示で投資の取引所のアカウント登録を行い、6月14日に現金8万円を指定口座に振り込みました。 その後、女から紹介されたサイト上で利益がでたことが確認でき、1万円が男性の口座に振り込まれました。 女から「元金が多いほど、得られる利益も大きくなる」といわれ、6月17日から26日までの間、5回にわたって合計570万円を指定口座に振り込みました。 その後、女から「口座が凍結された。口座検証金として400万円を振り込む必要がある」といわれ、7月2日に金融機関で手続きを行おうとしたところ、行員に詐欺被害を疑われ、警察署に相談し被害が発覚しました。 警察では【SNS型ロマンス詐欺の特徴】をあげ、注意を呼びかけています。 (1)面識のない相手からSNSで突然メッセージが送られてくる (2)「今後の生活資金のため」「二人の将来のため」などと言って投資を勧められる (3)相手の名前とは違う個人名義の口座にお金を振り込むよう要求される
テレビ山梨