信じていたのに…人間不信になりそう!?仲間を欺いていた、衝撃の「裏切りキャラ」3選
『BLEACH』藍染惣右介
その他にも、衝撃的な裏切りキャラといえば『BLEACH』の藍染惣右介(あいぜんそうすけ)も忘れられません。 藍染は、死神たちの治安維持組織である護廷十三隊の元五番隊隊長で、温和な雰囲気が印象的な紳士です。知性溢れる人格者として周りからも絶大な信頼を得ていた人物でした。しかし、主人公・黒崎一護に死神の能力を譲渡したことで咎められた死神・朽木ルキアの処刑が決まり、彼女を救おうと奮闘する者たちによる騒動が起こるなか、藍染は何者かに殺害されてしまいます。 ところがその後、藍染は自分を深く敬愛する部下の雛森の前に姿を表し、彼の生存に安堵して涙を流す彼女を刀で貫くという、別人格のような冷酷さを露にします。藍染の死は、自身の野望に必要な「崩玉」を手に入れることを目的に偽装されたものでした。 自分の目的のために部下を躊躇なく殺害する非道さなど、それまでの温厚な印象からは想像できない本性が明かされ「藍染ショック」と呼ぶファンもいます。 その後藍染は、最大の敵として、黒崎の前に立ちはだかる存在となりました。底知れぬ戦闘力や、「あまり強い言葉を使うなよ 弱く見えるぞ」「憧れは理解から最も遠い感情だよ」など、辛辣ながら本質をついた名言で絶大な存在感を放ち「悪のカリスマ」として人気を博しているキャラのひとりといえるでしょう。 (海川 まこと/漫画収集家)
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