夏場所全休の朝乃山は名古屋場所出場へ 最速V大の里との対戦熱望「当たったことがないので、やってみたい」
夏場所を全休した小結・朝乃山(高砂)が1日、名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場する意向を示した。この日は東京・両国国技館で行われた元幕内・石浦の間垣親方の引退相撲に姿を見せ、取組にも参加した。 朝乃山は4月25日の春巡業の稽古中に右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷。夏場所の全休を余儀なくされた。「四股も違和感はない。(全治)6週間と言われていて、今週が6週目。ここから徐々に(状態を)上げていきたい。名古屋場所に出るために、全休したので」と説明。「普段取っている相撲を家で見る立場になると、土俵上で戦いたい気持ちになる。悔しい気持ちがあった」と、思いを語った。 夏場所で史上最速の初土俵から7場所目で初優勝を果たした小結・大の里(二所ノ関)については「場所で当たったことがないので、やってみたいですね」と、勢いに乗る23歳との対戦を熱望した。
報知新聞社