札幌の幼稚園が合同で説明会 人材確保目指し
幼稚園の教諭を目指す人と人材を確保したい幼稚園とのマッチングを図るイベントがきょう、札幌で開かれました。 イベントは、札幌の150の幼稚園で作る団体が開きました。近年は、幼稚園以外にも認定こども園や保育園など、子どもの受け皿が多様化していることから、幼児教育を学ぶ学生の就職希望先は分散し、各幼稚園とも人材確保が難しくなっています。 札幌市私立幼稚園連合会の米永桃子人材確保特別委員長は「出生率が下がり養成校(短大や大学)に行く18歳人口も減っている。広くみなさんとの出会いがあれば」と説明会での人材確保に期待を寄せます。 このイベントでは、ことしから参加対象者を来年春就職を目指す学生だけでなく、復職を希望する経験者などにも広げました。各ブースでは採用担当者が幼稚園の特色などを説明し、参加者は説明に耳を傾け、その場で自己PRや面談に臨む姿も見られました。