横浜流星主演の来年大河『べらぼう』メインビジュアル公開 初回15分拡大放送も決定
2025年1月5日放送スタート
俳優の横浜流星が主演を務める、2025年1月5日放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(日曜午後8時)のメインビジュアルが12日、公開された。併せて、初回15分拡大版で放送されることが決定した。 【写真】「蔦重として生きています」 京都ロケに感激した横浜流星の役柄衣装姿の取材会での写真 本作は、18世紀半ばの江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった、横浜演じる主人公の“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸にした痛快エンターテインメント。脚本は森下佳子氏が手掛ける。 先月の『UNBOUND』ビジュアル(『べらぼう』グローバルVer.)に続き、今回は国内版のメインビジュアルを公開。国内版は、横浜が演じる、まだ何者でもない、若かりし頃の蔦重の“ある日常”の一瞬の表情をきりとり、まるで“べらぼう”の世界へ誘うような1枚だ。 NHKは今回のメインビジュアルについて、「誰もがスマートフォンやデジタルカメラを持ち、手軽に写真を撮れる、まさに“スナップ”全盛の現代。もし蔦重が生きていた江戸時代に、同じようにカメラがあったなら、どんな日常の描写が表現されるだろうか。きっと蔦重も、今の私たちと変わらず、同じような、親しみある表情をしていたに違いない。そんなコンセプトのもと、制作が始まりました」と説明。 カメラマンは、数多くの映画やCMなどで横浜と共にしてきた今村圭佑さんが担当。今回は、日常的な描写を考えるにあたり、カメラマンと被写体の2人の距離感や関係性も大事なポイントだという。 また、実は『UNBOUND』の写真も手掛けている今村さんは、今回の撮影にあたり「何度か撮影を見学させていただき、悩みながら役を作り上げていく横浜流星と蔦屋重三郎という人物の重なりを少しでも手助けできたらと微力ながらポスター撮影をさせていただきました」とコメント。 さらに、今回の撮影でアートディレクターを務めた菅谷幸生さんは「蔦屋重三郎の人に好かれる人柄、陽気さを感じられるビジュアルを目指しました。自然な表情を撮影するため、可能性を狭めてしまう決め事を作りすぎず、自由な撮影を何度も重ねてこのビジュアルに辿り着きました。このビジュアルをきっかけに蔦屋重三郎を身近に感じていただき『べらぼう』を楽しみにしてもらえたら嬉しいです」とアピールした。 アートディレクターの菅谷さんとのコラボレーションでうまれた、国内/グローバルVer.2つのビジュアルで、大河ドラマ『べらぼう』がいよいよ本格的に動き出す。
ENCOUNT編集部