巨人D1位・西舘勇陽、新人最多タイの10戦連続ホールド「落ち着いて投げられている」
(セ・リーグ、巨人3-2中日、6回戦、3勝3敗、25日、東京D)巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)=中大=がデビューから10試合連続無失点とし、10試合連続のホールドをマーク。2012年に中日・田島慎二がマークした新人最多記録に並んだ。 「落ち着いて投げられているのが一番。自分の力というよりは、周りの人に助けてもらいながらやれている」 逆転した直後の七回に登板。代打・大島、岡林、田中をわずか9球で三者凡退に片づけた。ブルペンでの準備を大切にする右腕だが、この日は六回2死で飛び出した坂本の3ラン後に肩をつくり始めた。「今日が一番慌てた」と苦笑いを浮かべたが、余裕すら感じさせる投球だった。 次に見据えるのは山口鉄也、マシソンが持つ球団記録の12試合連続ホールド。黄金ルーキーは「目の前の一試合一試合でやっていた。継続して結果が出ているのはよかった」と控えめに喜び、気持ちを切り替えた。(樋口航)