【四国で震度6弱】愛媛県の被害・交通情報
17日午後11時14分ごろ、四国地方で震度6弱の激しい揺れを観測する地震がありました。ここまで入っている愛媛県内の被害や交通情報をまとめてお伝えします。 愛媛県の災害対策本部によりますと、愛南町で地震によって落石やブロック塀が壊れるなどの被害が確認されたということですが、通行に支障はないということです。 愛南町消防本部によりますと、町内の70代の女性が地震に驚き、踏ん張った際に足を痛めたということで、町内の病院に搬送されたということです。 また、松山圏域消防によると、18日午前0時30分現在、地震の揺れによる転倒の被害が松山市で3件、東温市で1件、出ているということです。 宇和島地区の消防によりますと、94歳の男性が外に出ようとして左手を切ったということです。 また、市の災害対策本部によると、津島町で、水道管破裂による漏水が複数発生しているということです。現在、情報を収集中です。 交通機関の情報です。 まずは高速道路です。18日午前0時15分現在、松山自動車道の伊予インターチェンジと大洲インターチェンジ間、大洲北只インターチェンジと西予宇和インターチェンジ間で通行止めとなっています。 大洲市の災害対策本部によると、国道197号肱川・宇和川地区で土砂や落石のため片側交互通行となっています。 続いて鉄道です。JR四国によりますと、予讃線の今治~伊予北条間、伊予市~宇和島間、予土線の全線で現在、運転を見合わせているということです。 JR四国によりますと、地震の影響で、浅海駅と菊間駅の間で松山行きの特急列車が止まっているということです。この列車には38人の乗客が乗っていましたが、現在、順次列車の外に誘導され、バスで伊予北条駅と松山駅に向けて移動を始めたということです。ケガ人はいないということです。 また、伊予大平駅付近で止まっていた普通列車には11人の乗客が乗っていましたが、乗客全員がタクシーでそれぞれの目的地に移動しているということです。ケガ人はいないということです。列車は現在も停車中だということです。