運転士や車掌ら見てみて…JR西日本、制帽着用しなくてもOKに はぴラインふくいも
夏場の熱中症を防ぐためJR西日本は8月5日から、ハピラインふくい(福井県福井市)は8日から、駅係員と乗務員(運転士・車掌)に制帽を着用しないことを認めると発表した。いずれも10月末まで。JR九州やJR四国も今夏から乗務員の制帽の着用省略を認めており、鉄道業界で動きが広がっている。 ⇒【写真】熱中症予防でバスの運転士にも変化 JR西の対象は全ての駅係員や乗務員計約1万4千人で、「駅の改札やホーム、列車内、乗務員室などで制帽を着用しないことがある」とした。社内規定は制服を着る際に制帽を着用するよう定め、室内で執務する場合は省略できるとしていた。今後は駅係員は上司の判断、乗務員は各自の判断で必要に応じて着用しないことを認める。 ハピラインふくいは駅係員と乗務員計約150人を対象に、8日から制帽の省略を認めることとした。 バス業界でも運転士で同様の取り組みが広がっており、京福バス(福井市)は7月22日から着用していない。福井鉄道(越前市)のバスも2020年に、クールビズ期間の着用省略を始めた。