セックスレス年下彼氏、結婚が見えない彼女に「別れた方が楽じゃない?」 『さよならプロポーズ」7話
ABEMAオリジナル結婚決断リアリティーショー『さよならプロポーズ via ギリシャ』が、9月19日よりスタートした。本作に登場する2組のカップルは、付き合いながらもなかなか結婚に踏み切れずにいる。そんな彼らに与えられるのは、“恋人としての最後の旅行”。そして、その旅行の最終日には、「結婚するか」「別れるか」のどちらかを必ず選択しなければならない。究極の2択を突きつけられることになった2組が選ぶのは、涙の結婚か? それとも、涙の別れか。 【写真】「別れた方が楽じゃない?」 セックスレス年下彼氏が本音告白…号泣するモデル彼女 次ページより、10月31日公開の第7話の見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。 ・スタンスを変えないアオイに、モナは合わせられるか? いよいよ、7日間の旅の最終日。翌日には、「結婚するか」「別れるか」のどちらかを、必ず選択しなければならない。 まず、人気カップルYouTuberのアオイ & モナ(アオイはラグビー選手で、モナはモデルでもある)は、“別れ”に向かっているような気がする。この2人は、お互いに深く愛し合っていることは伝わってくるのだが、根本的な価値観がちがうのかもしれない。 ラグビー選手として、仕事のことを第一に考えたいアオイは、どちらかというとサポートしてくれるタイプの女性を求めているのではないだろうか。その一方で、自分との時間を最優先にしてほしいと考えるモナには、合わせてくれるタイプの男性の方が合う気がする。これはどちらが悪いとかではなく、それぞれがパートナーに求めるものが異なるだけ。 また、これまでは不機嫌になりがちなモナを、アオイがなだめる……という構図になっていたが、それが逆転してきている気がする。おそらく、モナはアオイの考えが“別れ”に向かっていっていることを察知したのではないだろうか。だから、「自分が強すぎたなってことも分かった」と反省をして、「嫌な思いをさせて、ごめんね。たくさん意地張って、ごめんね」と謝罪をしたのだと思う。ただ、これまで蓄積してきたアオイのストレスは、そう簡単に払拭されるものではなかった。 モナが、「(アオイのために)できる最後だ」と言いながら、作った手料理。アオイも、最初は「美味しい、美味しい」とうれしそうに食べていたが、「俺が、これを食べないって言ったら、どう? それをされてた」とこれまでの鬱憤をぶつけ出す。東京で同棲をしていたとき、料理はほとんどアオイが作っていたようだ。しかし、「一緒に食べよう」と誘っても、モナは「あとで食べるから置いといて」などと言い、すぐに食べてくれることはなかった。 「スープ、温かいときに食べてほしい気持ち。あとで食べるから置いといてって言われる気持ち、分かる?」と言われたとき、モナは心の底から反省をしていたように見えた。しかし、アオイは「すぐに消えるもんじゃないから」と、モナの謝罪をすぐに受け入れることはできない。 ただ、モナの気持ちに共感してしまう自分もいる。相手から愛されていないのではないか? と不安になって、自分ばかり求めている気がしてむなしくなる。そんな状況で楽しく食卓を囲むのって、なかなか難易度が高いと思う。 「モナが苦しくて癒してほしいときも、本当に疲れてたらケアできないときがあると思う」と言うアオイは、おそらく自分のスタンスを変える気はないのだろう。となると、ここから先はモナがアオイに合わせられるかどうか? の問題になってくる。また、最後の夕食を楽しんでいると、話題は東京に戻った際の話に。 「本当は別れた方が楽なんじゃないかな」「結婚じゃなくても別れも…」という本音も飛び出した今回。どこからどう見てもお似合いで、絵になるカップルである2人が、夫婦になる姿を見たい気もするが……。果たして。 ・シュウヘイが隠していた“秘密”とは? 「(結婚を)先延ばしにしている理由を、ちゃんと伝えられていない。(カホが)受け止めてくれなかったら……。これが、僕っていうところがあるので」 ここまできて、シュウヘイはどんな“秘密”を隠し持っているのだろうか。スタジオゲストの藤本美貴は、「子どもがいるとか?」と予想していたが、やはりそれくらい言いづらさのあるものなのだろうか。バツイチという線もあるかもしれないと思ったが、カホがバツイチであることはすでに明かされているため、やはり子ども……? としか考えられない。ただ、そうなってくると、子どもがいることを言わずにプロポーズをしたのか? ということになってくる。 これまでは、結婚に踏み切れないシュウヘイの決断を、カホが待っているという構図だった。しかし、こうなってくると、シュウヘイの“秘密”をカホが受け入れることができるのか? という展開になってくる気が。 ただ、「ブレスレットを返したことが、わたしの意思表示だから」とシュウヘイを突き放しながらも、「2人でいることが好きなんだな。シュウヘイくんといなくても、シュウヘイくんのこと考えてる自分がいる」と言っていたカホ。なかなか踏ん切りがつかないシュウヘイにイラッときているような描写もあったが、やはり根本的に好きな気持ちが消えることはないのだろう。ギリシャで出会った人々から、「愛さえあれば、どんなことでも乗り越えられる」と声をかけられてきた2人は、愛の力でその“秘密”を乗り越えることができるのだろうか。 いよいよ、次週配信の第8話は、それぞれの最終決断の模様が描かれる。結婚しても、しなくても。4人全員が幸せになれる道を選んでほしいと思う。
菜本かな