<石原さとみ>3年ぶり連ドラ復帰作で検事役 封印してきた過去と対峙 4月9日スタート「Destiny」
4月9日に始まるテレビ朝日系連続ドラマ「Destiny」(火曜午後9時)。母となった石原さとみさんの3年ぶりの連ドラ復帰作だ。横浜地検検事の西村奏(かなで/石原さん)が大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也さん)との12年ぶりの再会を機に、封印してきた青春時代の事件と向き合うサスペンス・ラブストーリー。「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどで知られる吉田紀子さんの脚本となる。初回は6分拡大放送。ここでは、主人公の奏を紹介する。 【写真】「Destiny」メインキャスト9人の“意味深”な表情
◇亡き父と同じ道を志す
横浜地検中央支部検事の奏は、検事の父(佐々木蔵之介さん)と専業主婦の母の愛を受けて育った。中学3年生の時、父がある事件に巻き込まれて死去。その後は母の故郷・長野県に移住し、息を潜めるように生きてきた。
父と同じ検事に……の一心で地元国立大法学部へ進学。真面目だけが取り柄の地味な学生生活を送っていたが、ある日、なれなれしく近付いてきた真樹ら4人の友人ができる。初めて知った青春と恋。だが、充実した日々はある人物の死で突然終わりを告げた。
大卒後12年で検事となり、医師の恋人・奥田貴志(安藤政信さん)と暮らして多忙な日々を送っていたが、仲間たちとの再会を機に、封印してきた過去と対峙(たいじ)する。
◇初回ストーリー
奏の運命を大きく変えることになった大学2年の夏。期末試験に臨む奏の隣に座った真樹は、驚く奏をよそに、なれなれしく接してきた。その後も、真樹は何かと奏に絡んできて、友人の森知美(宮澤エマさん)、梅田祐希(矢本悠馬さん)、及川カオリ(田中みな実さん)を紹介する。
真樹のお陰で、心を閉ざしてきた奏に仲間ができた。奏は自然あふれるキャンパスで仲間と青春を謳歌(おうか)。初めて心から笑い、充実した日々を送る。
孤独に生きてきた奏と、父・野木浩一郎(仲村トオルさん)との折り合いが悪く、心から人を好きになったことのない真樹はひかれ合い、仲間には秘密の恋が始まる。奏は、カオリの真樹への恋心に気付きながらも目をそらして初恋に溺れていく。