“スガコバ” 小林誠司から菅野智之へ「感謝しかない」 最後の“スガコバ” 試合後にかわした言葉
■最後の”スガコバ”
この2人が今シーズン最後にバッテリーを組んだのはCS第6戦。2-2で迎えた8回でした。菅野投手が出てくることは予想されていましたが、阿部監督はバッテリーごと交代させることを選択。小林選手がブルペンから一足先に出てくると、球場からはどよめきと歓声が起こりました。結果は2アウト3塁からDeNAの牧秀悟選手に三遊間を抜かれ、1点を献上。それが決勝点となり、菅野投手が敗戦投手となりました。 「投げた球とかに悔いないという話は(2人で)した。僕もそれに関しては悔いはないですけど、負けたという事実は悔しいです、チームとしてね。打たれた球とか配球とか、状況とか・・・打たれようと思って投げたんじゃない、一発勝負なんで、それに関しては悔いはないです」 2014年4月10日に初めて巨人としてスタメンバッテリーを組んだ“スガコバ”。そこから11年、ともに過ごしてきた2人はこの日、ロッカールームで固い握手をかわしました。