[バイクメンテ用品] ヤマルーブ パーツクリーナー:バイクメーカーのお墨付きなら安心安全
エンジンや足まわりのオイルやグリス汚れを落としたり、ブレーキダストを流したり、日頃のメンテ作業で頻繁に使用するパーツクリーナー。種類が多すぎてどれを選べば良いのか分からなくなることもあるが、重要なのは洗浄能力と安全性。ヤマハの看板を背負ったヤマルーブ製品なら、安心してバイクメンテに使用できる。 【この記事の写真をまとめて見る】ヤマルーブ パーツクリーナー:バイクメーカーのお墨付きなら安心安全
サンデーメカニック御用達の高性能ケミカルに注目
分解組立時の洗浄はもちろん、オイル汚れをサッと拭き取る際にも便利なパーツクリーナー。ホームセンターなどで安価で購入できるものから有名メーカー品まで、膨大な数がある中でどれを選べば良いのだろう。 まず注目すべきは、“パーツクリーナー”か“ブレーキ&パーツクリーナー”の違い。どちらも脱脂洗浄剤だが、後者はダストシールやピストンシールといったゴム部品や樹脂にも使えると判断できる。 スプレー後の乾燥速度も重要だ。速乾タイプは揮発が早いのが特徴だが、コッテリ系の頑固な汚れだと浸透前に乾いてしまうこともある。そんな場合には、洗浄成分が長くとどまり浸透する遅乾タイプの方が適している。ただし、製品によってはウェット感がしばらく続くものもある。 洗浄性能に直結する有機溶剤の量にも注目したい。パーツクリーナーの主成分は、有機溶媒の一種・ヘキサンとアルコールの一種・エタノールで、含有量が多いほど性能が高い。製品ラベルの他、メーカーホームページでSDS(安全データシート)が開示されている場合、より詳細な情報も確認できる。 こうしたチェック項目を参考にしても選択は容易ではないが、そんな時に頼りになるのがブランド力だ。ヤマルーブの「スーパーブレーキ&オイルクリーナー」は、安価とは言えないが、バイクパーツに適した成分で開発を行っている。ブレーキのゴムにも安心して使えて、強力なガス圧により汚れを洗い流す能力も高い。 一般的にジャンボ缶と呼ばれる容量840mlタイプでも、洗浄剤の原液量は製品によってまちまち。安価な製品の中には、未使用なのに拍子抜けするほど軽いものもある。 それらに対してこちらは、ずっしり重く、缶を持ち上げた中身が詰まっていることを実感できる。成分はノルマルヘキサンとエタノールの混合物で、LPG ガスによって噴射される。エンジンオイルやグリスなどの油汚れとともに、ブレーキキャリパーやパッドのダスト洗浄にも使用できる。 パーツクリーナーは作業中の消費量が多いため、価格が重視されるのは否めない。だが洗浄成分や使い勝手の良さといった本質的な部分で抜き出るヤマルーブは、満足度の高いクリーナーだと言える。