先代からの圧「あなたの代で絶対に減らさないで」…資産を確実に守り継ぐための、相続に備えた“財産整理の極意”【元メガ・大手地銀の銀行員が解説】
まとめ:資産の見える化の必要性
・資産ごとに整理のうえ相続人としっかり共有しておく ・金融資産については不要なものは解約するなどしてシンプルにしておく ・金融資産の具体的な額を明示すると、後継者のやる気に影響する可能性があることから必要最小限の情報に留めておく ・不動産については、その利用状況によって相続税評価額が異なることから、明確にして整理しておく ・土地の賃貸借契約は個別性が強く、かつ、期間が長期に亘ることから契約期間中に相続が発生することも含んで準備しておく 以上のポイントを押さえることが重要である。 *該当記事:あんなに苦労して借入したのに…アパートローンを「借りっぱなし」にした地主の末路【元メガ・大手地銀の銀行員が解説】 小俣 年穂 ティー・コンサル株式会社 代表取締役 <保有資格> 不動産鑑定士 一級ファイナンシャル・プランニング技能士 宅地建物取引士
小俣 年穂
【関連記事】
- 年収 2,000 万円の営業部長、住宅ローン審査で撃沈「申し上げにくいのですが、貸せません」不動産営業マンが指摘した〈まさかの理由〉
- 銀行「無事、融資が通ります」…年収1,000万円超の43歳課長、“2億円”の物件で始めた〈不動産投資〉の悲惨な末路【元メガ・大手地銀の銀行員が解説】
- 「相続税を抑えられます」節税として不動産投資を勧められた45歳社長…昇格目前の8年目銀行員を怒鳴りつけたワケ【元メガ・大手地銀の銀行員が解説】
- 退職金で〈毎月分配型〉投資信託を買った63歳・元大企業部長…“ゴルフ三昧”で過ごした1年半後、若手銀行員を怒鳴りつけたワケ
- 調査官の思うツボ…税務調査「トイレを貸してください」の真意