「先住猫にそっくり!」 保護猫の譲渡会で運命の出会い…親子のように仲良くなった2匹の姿に「これからも笑顔あふれる日々を」
元保護猫の男の子「テト」くん(取材時、1歳)と、X(旧Twitter)ユーザー・ぽーの呟き…ときどきテトさん(@kk266472970)との出会いは、保護猫の譲渡サイトがきっかけだったといいます。 【写真】先住猫さんの前足に抱きつく子猫さん…まるで親子のようです 先住猫の「ぽーくん」(推定4歳6カ月)と暮らす飼い主さんが、保護猫とのご縁を探し始めたのには理由がありました。 「当時、『ぽーに、きょうだいをつくってあげたい』と考えているところでした。ある日、保護猫サイトを見ているとき、ぽーによく似ている子の写真に目が留まったのです。それが、テトでした」 こうして、テトくんは、飼い主さんのおうちに迎えられました。
先住猫との関係と新しい生活
テトくんと先住猫のぽーくんは、飼い主さんによれば「とても仲良し」とのこと。新しい家族の一員として、最初から温かい関係が築かれました。 「テトとポーの関係は、とても良好。お互いに相手の姿が見えなくなると、探し始めるほどです。お迎え初日から、テトは、ぽーにべったり。最初こそ、ポーは距離をとって様子を見ていましたが、すぐに仲良くなりました。」 テトくんはぽーくんを慕い、ぽーくんもそれを受け入れる形で、ふたりの間に絆が生まれたのです。 また、テトくんが家に来てから嬉しい変化もありました。 「テトは、すぐにポーのしていることを真似しようとします。その様子が愛らしくて、家族みな笑顔になることが増えました。また、テトとポーはよく寄り添って、お互いの毛づくろいをするのですが、その姿を見るとほのぼのした気持ちになるのです」 テトくんの無邪気な行動や、ぽーくんとの仲むつまじい姿が、飼い主さんの心を和ませてくれているようですね。
甘えん坊なテトくんと飼い主さんの願い
1歳になったテトくんは、とても甘えん坊な性格のようです。飼い主さんは、日々のテトくんとの楽しいエピソードを次のように話してくれました。 「テトは、おなかを撫でると、とても気持ち良さそうな顔をします。また、私がフローリングやカーペットの掃除に使う“コロコロ”を手にすると、必ず、ぽーと一緒に駆け寄って来て『コロコロして!』とアピール。体をコロコロしてあげると、毛づくろいをしてもらっている感覚なのか、とても喜びます。ふたり仲良く順番を待つ姿がとてもかわいらしいです」 飼い主さんは、「テトとぽーが、いつまでも元気で仲良く暮らせるように」と願っています。これからも笑顔あふれる日々を一緒に過ごしていくことでしょう。 (まいどなニュース特約・梨木 香奈)
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