プッシュ通知、1日に何度も送られるとお役立ち情報でも逆効果。最適な頻度は?【アルファノート調べ】
アルファノートは、「プッシュ通知」に関する調査結果を発表した。企業公式アプリ・公式アカウントを利用する全国の20代~50代男女500人が回答している。 「プッシュ通知」とは、アプリやブラウザを起動していなくても、更新情報やクーポン情報などをユーザー画面にポップアップ表示する仕組み。不在着信やスケジュールなども含まれる。
適切なプッシュ通知の頻度は「1日1回」か「週1回」
まず「企業・店舗公式アプリや公式アカウントのプッシュ通知を許可しているか?」を聞くと、「一部のアプリ・アカウントのみ許可している」56%が過半数。一方で「すべて許可している」30%、「すべて拒否している」14%も一定数存在した。男女別では、「すべて許可している」は男性が約6割、女性が約4割、「すべて拒否している」は男性が約4割、女性が約6割で傾向差があった。
なお「企業公式アプリ・公式アカウントを登録した理由」では、「クーポンを取得するため」67%が最多で、「ポイントカード機能を利用するため」56%がそれに続いたとのこと。その他「LINEスタンプを取得するため」という回答が複数見られた。
「プッシュ通知をすべて拒否している」と選択した14%の人にその理由を聞くと、「1日に何度もプッシュ通知が送られてきたら煩わしいから」65%が最多。「習慣的に拒否している」とした人も32%と多い。
また「適切だと思うプッシュ通知の頻度」を聞くと、「1日1回」と「週1回」が同率41%で最多。1日数回の配信を望む人は8%と低い。クーポンを欲しくても何度も送られるのは望まれていないようだ。
調査概要
・【調査対象】全国の20代~50代男女。「店舗公式アプリをインストール、または店舗のLINE公式アカウントを登録したことがありますか?」に「ある」と答えた3,142名に事前調査を実施。 ・【調査方法】インターネット調査 ・【調査時期】2024年7月5日~8日 ・【有効回答数】500名