絶対に避けたいティーショットでのOB。オススメの練習はドライバーでアプローチすること!?【初心者を脱したゴルファーが『100』を切るためのレッスン】
ゴルフには“スコアの壁”がつきもの。ビギナーを脱したアマチュアゴルファーに立ちはだかるのがスコア100の壁だ。今回は100切りの天敵であるOBを避けるための「ドライバー練習の第一歩」について、東京都目黒区のゴルフスクール「学芸大ゴルフスタジオ」のヘッドコーチ・兼濱開人に教えてもらおう。
スコア100切りの達成を考えたとき、まず1番に避けるべきは「ティーショットでのOBです」と兼濱。 「まず100切りの最低ライン、スコア99はボギー9回、ダボ9回で達成できます。なのでできればボギーオン(※)を目指したいのですが、ティーショットでOBしてしまうといきなり3打分も費やすことになり、基本的にボギーオンが不可能になってしまうんです。ティーショットでのOBが、もっとも避けたい、100切りを目指すゲームから遠くなる行為と言えます」(兼濱、以下同) ※ボギーオンとは規定打数よりも1打少ない状態でボールをグリーンに乗せること 一般的なゴルフコースであれば、4つのショートホールを除いた14ホールのティーショットで握ることになるのは、基本的にドライバー。そして飛距離が長いぶんミスした際の曲がり幅も大きく、OBになりやすいのもドライバーだ。 もちろん「ドライバーを打つことに少しでも不安を感じるホールでは無理にドライバーを使わず番手を下げるのがいいでしょう」と兼濱。とは言えドライバーを練習しておかない手はない。ではまずどんな練習から取り組むべきか。 「オススメは、ドライバーで短い距離を打つ練習ですね。10ヤード、20ヤード、30ヤード……距離に応じて、意図して狙えるようにコントロールする練習をするんです」 ドライバーは飛ばしの道具というイメージが強いし、実際番手の役割としてはその通りなのだが、練習だからこそ「飛ばすクラブだっていう認識を振り払って、コントロールしやすい、アプローチくらいの短い距離から練習するんです」という。 「ドライバーで曲げてOB……このリスクを減らすには、まずは飛ばすことにフォーカスするのではなく、ドライバーの扱いにより慣れていき、曲がり幅を減らしていくことです。まずはアプローチのような小さい振り幅から、長いクラブをコントロールする感覚を養うことで、その経験はより大きな振り幅になった時にもつながってきますよ」 協力/学芸大ゴルフスタジオ
みんなのゴルフダイジェスト編集部
【関連記事】
- 「平均ドライバー飛距離×28=理想的な総ヤーデージ」って知ってた? 100切り達成の大前提、“勝算のあるコース”でプレーできているか確かめてみよう【初心者を脱したゴルファーが『100』を切るためのレッスン】
- 春先の強風にスコアを乱されないために。ラウンド時にもっとも意識すべきことは?【初心者を脱したゴルファーが『100』を切るためのレッスン】
- 国内女子ツアーで現地調査! タイトリスト「プロV1」と「V1x」、使用者が多いのはどっち? ニューボール「プロV1x レフトダッシュ」は?
- 打ち方よりも考え方が大切!? 「池に入れたくない」と思うと池に行ってしまう"ゴルファーあるある"の原因と対処法!
- グリーン上で他人のラインを参考にするときの注意点とは? シングルに教わったカップインの確率を高める方法【参上! ゴルファー応援隊】