護摩壇山にアサギマダラ ヒヨドリバナに飛来、和歌山
海を渡ることで知られるチョウ「アサギマダラ」(タテハチョウ科)が、和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山(1372メートル)山頂に向かう国道371号沿いに咲くヒヨドリバナ(キク科)に飛来している。秋が進めば、紀南の平地に植えられているフジバカマなどにも飛来するとみられている。 【5月にアサギマダラ 和歌山県上富田町に飛来の記事はこちら】 東アジアなどに広く分布する大型のチョウで、春から夏にかけて北上、秋になると南下して紀南地方にも飛来する。日本列島を縦断して海を渡り、沖縄や台湾まで移動することもある。
紀伊民報